先日、NHKのラジオ放送で緑内障の障害を持つ方がキャスターと
して放送に参加しておりました。男性の方ですが、番組の冒頭に
緑内障の障害があると語っていました。この方に何かしら親近感を感じました。
日常生活の不自由を共感しているように感じられました。
妻は緑内障が進行して視力の重度障害者の2級と診断されました。
視力はほとんどありません。しかし光は感じます、朝の光がや夕暮れなど。
菜の花畑では黄色が感じられ、菜の花は見えてないけども。きれいと応える。
大輪の薔薇の花は香りと花びらの手触り感、ピンク色が視力に感じられる時、
きれいなばらの花と言っているようです。外出の時は車椅子で白杖の杖を必ず
もっていますが、たとえば「ここに座ってとか、近くにきて、小さい突起があるから
つまずかないように、腕をおいて、」と言われたり、要求されたりしますが、
「ここに、近くに、小さな突起、そして腕を置く場所も」視力に感じていないので
わからないのです。妻の顔は問いかける人に向いていますので、
盲目の人が使う白杖の杖を絶えずもっていますが、看護師さんから
「あなた眼がみえないのね。」と念をおしてくれた方はひとりだけですね.