食事と健康

バランスのとれた献立を作ることに四苦八苦

視力を失った妻の代わりに家事の全てをするようになりましたが、

どうやってよいのか困りました。

特に食事の用意、そして献立には。世の中の全ての主婦の皆さん、

専業主婦の方、育児をしながら家事をこなしている方、 

主婦って大変な仕事です。

私が妻の介護や家事をするようになって1年と6ヶ月になります。

全ての年代の主婦の皆さんを尊敬しますね。

私が食事の用意ができ、食べる時に、おいしい、まずい、辛い、

甘いなどなど、たくさんの会話がうまれます。会話が弾むと笑いも

伴い、脳の活性化につながります。

妻に気がかりな事は「認知症」ですね。

妻には認知症が進行している条件がそろっていますから、

眼は見えない状態、歩くことは5メーターが限度です。

私が車椅子にのせて行く以外は、家から外出できません。

私とたくさんの会話をして認知症の進行を最大におくらせないと

いけません。だからテレビもありません。ラジオはありますが、

世の中の情報はSNSでできる限り話を聞かせて、

会話が途切れないように。

二人の歴史

手術後、緑内障と特発性正常圧水頭症の症状が進行

2023年10月26日大腸癌の摘出手術摘出手術をうけました。

大腸癌はステージ3の状態と診断されましたが、摘出手術は成功しましたが、

以前より患っていました緑内障が進行して明るさ、暗さはわかりますが、

目の前にある物が何であるかわからない状態です。

さらに5年前に特発性正常圧水頭症の手術で体内に装着している「シャント治療」

を癌摘出手術の際一時機能を停止したので、全く歩くことができないことに

がく然となりました。その日から、視力は戻らず、歩くこともままならず、

私が彼女を介護していく日々が続いています。家事全般を支えていく、

しかし楽しく、残り少ない人生を手を取り合って前向きにすごしていこう、

助け合っていこう、これまで私達ふたりを支えてくれた人達に感謝をしながら、

毎日毎日を過ごしていこうと、結婚51年になりますが、思い出し話しをしています。

心のケア・楽しみ

視力重度障害者の妻は77歳

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毎日の生活の中で兄弟の2匹の猫が癒やしや笑いを提供してくれます。

写真左が弟のジロウと右の猫が兄のタロウ、野良生まれ、7歳か8歳です。

左のタロウは妻に甘えて、ひざの上で過ごし、左のジロウは私の後ろを

着いてまわり、私と妻を慰めています。時々、他所の猫がタロウジロウの

テリトリーに近づくと、威嚇の叫びを二匹で合唱する様子は面白いですね。

二人の歴史

現在私は78歳、妻は視力重度障害者となり77歳

2020年に妻は特発性正常圧水頭症を発症しました。5年前になりますが、日ごとに歩くとが

 不自由になり、2020年の夏前にはほとんど歩くことが出来なくなってしまいましたが、

東京都目黒にある東京共済病院の脳神経外科、桑名先生と鮫島先生に執刀していただき、

なんとか歩ける様になりました。コロナ禍の時期に診療に立ち会って頂いたお二方の先生に

感謝しています。

しかし2024年秋に妻は大腸癌が見つかり、ステージ3の状態で2024年10月に癌の摘出手術を

地元の病院で行いました。