日々の介護とリハビリ

特発性正常圧水頭症で歩くことがままならない妻。

家の中では一歩でも二歩でも歩くようにしていますが、

やはりポータブルトイレを使わざるをえません。この季節に

入ると、時々、尿の臭いを感じる時があります。排尿バケツは

清潔に洗っていますが、食器洗いの洗剤を使うようにと

教えてくれました。塩素系の洗剤は使わないようにと念を

押されましたが、その通りですね。

いろいろな種類のオムツ、尿とりパッドを試してみましたが、

値段を優先すると、尿とりパッドはネピアテンダーの

「なんでもパッド42枚 男女兼用」そして

オムツはネピアテンダーの「あんしんフイットパンツM寸20枚」

上記の二種類ともかさばらないので便利です。

ネピアホームページは

https://shop.e-nepia.com/  です。

心のケア・楽しみ

二人の会話を楽しく、弾んだ話題の一つに過去に美味しかった食べ物や

今日の食事の献立や食材、話題がひろがって時間の経つことも

忘れてしまう。外食しようと考えるがお店の人達に気を使わせる、

眼が不自由なので食べ物を箸で掴みにくいなど、決して楽しくない

ようになりました。キュウリと新玉葱1/2個をすりおろしてゴマの油を

少し垂らし、少し前に昆布茶に浸しておいた「豆腐にきゅうり+新玉葱1/2個

+ゴマ油」ソースをかけると爽やかな味わいで、この冷や奴は癖がなく、塩分

取り過ぎにならず、三日連続作りましたが、これを作ることに飽きがきました。

妻の気に入りです。

日々の介護とリハビリ

先日、NHKのラジオ放送で緑内障の障害を持つ方がキャスターと

して放送に参加しておりました。男性の方ですが、番組の冒頭に  

緑内障の障害があると語っていました。この方に何かしら親近感を感じました。

日常生活の不自由を共感しているように感じられました。

妻は緑内障が進行して視力の重度障害者の2級と診断されました。

視力はほとんどありません。しかし光は感じます、朝の光がや夕暮れなど。

菜の花畑では黄色が感じられ、菜の花は見えてないけども。きれいと応える。

大輪の薔薇の花は香りと花びらの手触り感、ピンク色が視力に感じられる時、

きれいなばらの花と言っているようです。外出の時は車椅子で白杖の杖を必ず

もっていますが、たとえば「ここに座ってとか、近くにきて、小さい突起があるから

つまずかないように、腕をおいて、」と言われたり、要求されたりしますが、

「ここに、近くに、小さな突起、そして腕を置く場所も」視力に感じていないので

わからないのです。妻の顔は問いかける人に向いていますので、

盲目の人が使う白杖の杖を絶えずもっていますが、看護師さんから

「あなた眼がみえないのね。」と念をおしてくれた方はひとりだけですね.

心のケア・楽しみ

週一回の医療リハビリだけでは、運動不足であり、本人の健康にも

よろしくない。ドライブに誘うことにした。三月に連れて行きましたが

菜の花畑には菜の花は見えていないが、花の色は判るので、本人が想像して

綺麗ね、綺麗ね、と喜んでいました。そこで鮮やかな花の色が判る、

そんな花、芝サクラの濃いピンク、五月菖蒲の紫がかった紺色、

菖蒲の綺麗な公園、ちょっ遠いけどつれていきました。菖蒲の花も

終わりに近くさほど綺麗ではなかったけれど、10歩でも歩いて

くれたら嬉しいので。

日々の介護とリハビリ

病院に歩行機能のリハビリに連れて行きました。視力重度障害者だから

自分自身で歩くことはありません。普段の移動は車椅子になります。

リハビリは1時間ていどですが、ホットします。もっと歩けるように

なると思うのですね、歩行が回復するかなと、淡い期待をしていますから。

芝生の広場につれていきますが、杖をつきながら10メートル歩くのが

やっと。でも2023年の12月から昨年9月まではほぼ寝たっきりでしたから、

その期間に比べたら、今は本人も私も楽です。今はトイレまで掴まりながら、

用を足すことができます。脳神経外科の病院は鹿児島市の厚地病院に診て

もらっていますが、主治医の厚地正道医師が昨年の9月過ぎでしたが、診察時に

5メーター歩ける様になりました、と言いましたら、介護をしている人にとって

本人が5メーター歩くことは、あなたの負担が減って楽になるよ!と応えてくれましたが

その通りです。この言葉は私にズシンと響きました。

食事と健康

眼が見えなくなった妻に変わって、私が料理を作る事になりましたが、

私を助けて料理が出来るようにしてくれたのは、SNSとユーチューブ

です。これは大助かりです。新鮮な食材さえ手に入れば、上手とはいえないが

食卓に美味しそうに列べる事が出来るし、栄養のバランスもとれるし、何よりも

レパートリーが豊富になります。例を挙げますと「かっちゃんとあいじ」

https://www.youtube.com/channel/UC2614WayZYvnmsAiKZRMYPw

さんの 内容は電気釜できるパスタ、炊き込みご飯の数々、ケーキ等々、

たくさん提供されています。そこで妻が好きなチーズケーキに挑戦しました、

妻と私は血糖値が高いので砂糖を控えめに作りましたが、市販されている

チーズケーキより風味があり、安くて美味しく出来るので満足です。

参考にしている他のSNSは「チャラリンコクック」さん

https://www.youtube.com/@chara_cookもチャラリンコクックさん

の軽妙な語り口もたのしいです。おかげでこの歳になって料理をすることは

興味のある事になりました。

心のケア・楽しみ

二人の話しが弾む話題は料理と過去に食べて美味しかった事や反対に

不味かった食べ物。いつ頃か解らないが、築地場外市場に「すし清別館」で

寿司を食べて美味しかった事。私が小学6年生に給食が始まりましたが

彼女は同じ小学校の4年生、給食初日に、脱脂粉乳のミルクで給食員が塩と

砂糖の分量を間違って、牛乳が塩辛くて、二人で大笑いのことなど。

私と妻は学年で2級違い、同じ小学校、中学校そして高校で学んできましたので

話題がところどころ重なって、話しが拡がっていくことがわかります。

会話を活発にすることが二人には一番重要なことですね。

二人の歴史

現在、妻の病歴を語りましょう。

若い頃から糖尿病を発症しました。糖尿病は遺伝性がありますが、彼女の

ご両親も糖尿病でした。次に特発性正常圧水頭症を2020年の夏に発症、

そして2023年に大腸癌、大腸癌の手術後に緑内障が進行して視力が低下、

重度の視覚障害者に認定されました。1998年に交通事故に遭い左の股関節

に人工骨頭を装置して、障害者4級を認定されました。現在、糖尿病、

水頭症、緑内障、三つの病気が徐々に進行しています。

妻が「必ず私を先に、あの世に逝かせて」と冗談まじりにいいますが、

そうした方がいいねと答えます。二人の会話は重たい苦しい会話では

有りません。若い頃から失明している人はその動作で解りますが

妻のように急に失明すると、本人も受け入れがたく、世の中にも

理解されにくいようです。白杖の杖を使っていても。

食事と健康

認知症の予防になると書いてあったが、、、?

認知症の予防になるとと掲載されていたが、とにかく実行していること。

インターネットの記事にココアとカマンベールチーズが認知症の予防になると

ありました。ほんとかな?と思いつつも5年間摂り続けてきました。

ココアはバンホーテン、食食の牛乳の青臭さを消してくれるからgood!

カマンベールチーズはカマンベール風チーズとか乳業各社から発売されていますが、

食してまずいものもあります。明治の「十勝カマンベールチーズ」を求めたいけど

近くのスーパーマーケットには置いていない。カマンベール風チーズを食しているが

認知症の予防になれば、それで満足。

日々の介護とリハビリ

寝たっきりにならないために

歩くことがこれ以上進んで寝たっきりにならないために歩行機能のリハビリは大切です。

23日の午前11時からほぼ1時間の予定で、病院のリハビリテーションで担当の理学療法士

の指示で機能回復の運動をしていくのですが、リハビリの効果を信じるしかない状況です。

リハビリに行かなかったら、戸外に出かけることは自分の意思ではできませんから。

視力が無くなることがいかに恐ろしいことか、感じられます。

リハビリを終えると疲れるようで、いつもながら昼寝ををして早めにお風呂につかり

リラックスしてグッスリと眠れるみたいです。24時間ラジオをつけっぱなしですが、

ラジオの深夜便で青春時代のポップスや歌謡曲を放送しているようで、翌朝楽しく

会話してくるとホットしますね。